みなさんこんにちは!
神戸市にある「おだ歯科医院」です。
今回は、認知症と噛み合わせの関係性で面白い研究を発見したので紹介したいと思います。
- 認知症の進行抑制に正しい噛み合わせが大切
みなさんは抜けてしまった歯をそのままにしていませんか?
大阪市にクリニックを持つ医師と歯科医師のダブルライセンスを持つ松本一生先生が発表したデータによると、義歯などで噛み合わせを回復させると認知症の進行を遅らせることができるとしています。
実際に認知症の進行程度を評価する「認知症スケール」の点数と歯の本数で比較してみると、上下の噛み合わせで11本以上歯がある人と10本以下の歯しかない人では24ヶ月後の認知症スケールの点数が大幅に低下していることが明らかになったのです。
- 認知症は増えている?
内閣府の発行している平成28年版高齢社会白書を見てみると認知症の患者数は右肩上がりで増加しています。
いつみなさんのご家族も認知症を発症するかわかりません。
ぜひ定期的に歯科医院を受診していただき、噛み合わせの調整をするようにしましょう。
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