薬の影響で歯茎が腫れる?薬物性歯肉増殖症を解説します

みなさんこんにちは!

神戸市にある「おだ歯科医院」です。

 

今回は、あまり知られていない薬物性歯肉増殖症について紹介していきます。

 

  • 薬物性歯肉増殖症とは?

薬物性歯肉増殖症とは、薬物が原因となり歯茎が腫れてしまう病気です。歯茎が腫れて、歯がほとんど見えなくなることもあるほどです。何も知識がない状態で、突然なると驚いてしまいますよね。

 

  • 原因薬物は?

薬物性歯肉増殖症というくらいなので、原因となる薬物があります。

▶︎降圧薬

高血圧の治療薬として使用されている降圧薬の中でもカルシウム拮抗薬と呼ばれるものです。ニフェジピンやベラパミルと呼ばれるものがこれに該当します。

▶︎抗てんかん薬

てんかん発作が起きないようにする抗てんかん薬です。

フェニトインと呼ばれるものが該当します。

▶︎免疫抑制剤

自己免疫疾患(リウマチや橋本病など)の治療に使用される、シクロスポリンというのが該当します。

 

  • 全員がなるわけではない

ここで紹介した薬を服用している人、全員がなるわけではないです。

しかし、上記の薬を服用していると歯肉増殖症になるリスクが高くなります。

もし、服用している方で歯茎が盛り上がってきたと感じる場合は当院までご相談ください。

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